ゴールのイメージを持つ

       ◆ゴールのイメージをもつ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の考える、かしこい子どもを育てるストーリーとは、
<1つのゴール>
:自分で課題を設定し、自らの力で取組むことのできる子ども

<2つのプロセス>
:「1-できるプロセス
:「2-知るプロセス

<3つのキーワード>
:「1-考えるクセ」
:「2-プライド・コントロール」
:「3-コミュニケーション」

の「1・2・3」ストーリーです。

このストーリーを知って、ご自分の子育てを
展開していくことができれば、
自然と東大に合格する子どもに育ちます。

まず<1つのゴール>について述べていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさんは子育てのゴールのイメージを
もって子育てをされていますか?

健康でスクスク育ってくれれば、
こころ優しく育ってくればよい、
といった漠然としたイメージはお持ちだと思いますが、
明確に「これ」といえるものは、なかなかないと思います。

私もそのような子育ての目標なりゴールのイメージをもって
子育てをしていたわけではありません。

今振り返ってみると、明確な言葉としてではありませんが、
できるだけ早く「自立した大人」として成長してほしいと
漠然と思っていました。

このゴールのイメージを子育ての目標とすることで、
子どもは東大に合格できたのだと思います。

改めてそれを言葉にすると、
「自分で課題を設定し、自らの力で取り組むことができる」
ということであるといえます。

メルマガのタイトルには東大合格を掲げていますが、
実は「東大を目標」にするのではありません。

自立した子育ての結果が、
「東大合格」として現れるのです。

ではなぜそのような、自立した子どもであれば
東大に塾にいかずに現役で合格できるといえるのでしょうか。

東大を受験し、合格するということは、
子どもにとっては、非常にたいへんなチャレンジです。
失敗したらどうしよう、全く歯が立たなかったらどうしよう
という不安を、自分の力でおしのけなければいけません。
他人を頼ることはできないのです。
受験は子ども自身が引き受けないといけないのです。

親が東大にいけといったから受験した、
では受かるわけがありません。

自分が東大という難関にチャレンジする覚悟、
チャレンジして合格できるんだという自信を持った子どもでないと、東大は受験できないのです。

東大受験ということは、そういうものです。

東大に合格するためには、自分の学力のなにが足りないのか、
それを克服するためにどのようなトレーニングをすべきなのか、
それを自分自身で客観的に把握し、分析し対策をたて、
行動しなければならないのです。

予備校にいけばそれを指摘して、指示してくれるかもしれません。

ですが、本当に自分が理解しているのかどうか、
なにがわかっていないのかは、自分で考えていかないといけないのです。

自分の課題を自分で見極め、それを解決、克服するために、
なにをすればよいか自分で考え、それを自分で実行する。

このHPでは、さらに「塾にいかず」、「現役で」合格する
というさらなる困難にチャレンジしていきます。

高いハードルを想像して断念してしまいそうですか?

東大に入学した長男に聞いてみると、
実は塾にいかずに、現役で合格した友達は実際に何人かいるようです。(入学したら本人たちにはそんなことどうでもよいことですので、 実際何人ぐらいいるかは知りませんが)

世間では、大手進学塾の東大合格人数なんかがでていると、
さも塾にいかないと合格できないと思い込まされてしまうようです。

コンスタントに塾に通わなくても、高校の授業を中心にして合格する、そのような予備校の使い方をして東大に合格している子どもは多くいます。

塾へいくだけが、東大へのルートではないということを知ってください。

ルートは一つではありません。
どんなやりかたでも、かまわないのです。

ハードルは高くてもクリアーしている子どもはたくさんいるのです。
自分の子どもにもできると考えましょう。
自分の子どもには「ムリ」と親が思えば必ず「ムリ」になります。
親はできると思ってください。

ただいきなり東大を目標、ゴールとして設定してしまうと、
できそうにもないと思ってしまいます。

ですから、「自分の課題を自分で解決する」というゴールを設定するのです。
このような子どもに育てていけば、
自然とその困難なハードルを飛び越える可能性が感じられていきます。

もちろんすぐにそんな子どもに育つわけはありません。
自分で考えろ!自分のことは自分でやれ!
といってもどうやって自分で考えればよいかわからなくて当然です。

それをコツコツと小さいときから、
失敗してもよいから、自分で考えてできる経験を積み重ねていくと、高校生になったら、なんでも自分で考えるようになります。

やはりそれは親がそのように導いていかないといけないのです。

漠然と子どもとの日常を過ごすのではなく、
ある目標なりイメージを持って子育てをしていきましょう

親が導いて自立した子どもを育てるんだ
というイメージを持ってください。

そのために
<2つのプロセス>
<3つのキーワード>
を意識した子育てを実践していきましょう。

そうすれば、びっくりするぐらいしっかりした子どもの成長を
実感することになります。

楽しみにしてください。

繰り返します、

<1つのゴール>

子育てのゴールのイメージ

「自分で課題を設定し、自らの力で取組むことのできる子ども」

戻る