新聞をよみますか?

あなたは本を読むほうですか?
新聞を読みますか?

最近の家庭ではネットや、TVでニュースをみることができるため、
新聞をとらない家庭も増えているようです。
親が新聞を読まなければ、子どもが新聞をよむことはありません。

かしこい子どもに読書嫌いはほとんどいないといわれています。
四十万氏の「頭のよい子が育つ家」では、
子どもと家族の記憶に残る空間を演出しよう、
の項目に本棚をあちこちに置こうと呼びかけています。
さまざまな場所に、さまざまな種類の本が置かれている状況は、
本に興味を持ち始めた子どもが、家をぐるぐるまわって、
空間を多目的につかい、さらに記憶に定着すると述べています。

百ます計算の陰山氏の著作(「娘が東大に合格した本当の理由」)にも、
読書なき子ども達の学力向上などありえないと思ってきた、と述べています。

テストの問題も日本語の読解力、答えるのも言葉であるとすれば、
いかに文字を読む習慣ができているか、文章を読む抵抗がなく、
するすると理解できることができるか。
ということが必要であるので、読書の習慣は非常に重要です。

そのベースとなるのが毎日新たな文章を届けてくれる新聞が
とても重要と思います。

我が家では、四十万氏の言葉通り、家のあちこちに本棚があります。

3階の子どもスペースには、3人の子どもひとりづつに
本棚を設けています。

2階のレッスン室には、音楽関係、芸術関係の本棚。
楽譜(ミニチュアスコア)や、現代音楽関係、のだめカンタービレなど

キッチンの横には、料理関係の本。

1階の私の書斎には、建築関係、古今の名作、マンガ「神の雫」など、
雑多な本があります。

四十万氏の言葉通り、子ども達はあちこちの本棚にある本を、
興味のおもむくままてにとっています。
かくゆう私も、自分では買うことのないような、
子どもが買ってくる小説などを借りてよく読んでいます。

そして、新聞は1階の私の書斎にある、外壁に面した棚をあけると、
毎朝新聞がはいっていますので、
私より早起きの長男か次男、休みの日はクラブで早い長女が、
新聞をとりにいき、朝食時に新聞を読んでいます。

新聞は興味のない話題でも、見出しをよむことで、
深く知らなくても、ある程度世の中で起こっていることを
知るようになります。

読書も新聞も親にその習慣があれば、自然と子どもにもその習慣が
つくと思います。
なにも頭のよい子どもが育つために、新聞をよむというのではなく、
読書からえられるすばらしい恩恵をこどもたちにも知ってほしいと思います。
そのきっかけとして、あちこちに本棚のある生活というのも
考えてみてはいかがでしょうか。

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