このHPについて

1級建築士である私が、自宅を設計したのが6年前になります。

この家で育った長男が、この春東京大学理科1類に合格しました。

現役合格、しかも塾に1度も通わずの合格です。

まさか設計がよかったから、長男が東大に合格できた、とはいいませんが、
この家での生活がすくなからずよい影響をあたえたのではないかと思っています。

長男の東大合格をきっかけにして、いくつかの教育論の本をよんでみると、
確かに頭のよい子が育つ、といわれる環境に共通する特徴を、
自分で設計した自宅にはある、ということが分かりました。

当初設計した時のコンセプトとしては、

「家族間のコミュニケーション」

「内部空間」

といった、いわゆる「建築家」っぽいことを考えていて、
特に「かしこい子どもを育てる」という意識はありませんでした。

この家に住んで6年になりますが、改めて「かしこい子供が育った家」、
というポイントでこの家を見直してみたとき、何か伝えられることがあるかも、
と思い立ちHPをつくってみようと思いました。

住宅という物理的な環境だけで、かしこい子供が育つとは思いませんが、
住宅をきっかけにして、家族が楽しく前向きに生活する方向性を家族が共有できて、
その結果かしこい子供が育った、ということにつながればよいな、と思います。

設計を仕事としている私としては、そのようなパワーが住宅にはある、
ということがお伝えできればうれしいなと思います。

かしこい子供にそだってほしい、

自分の家族にあった家に住みたい、

できればおしゃれな家に住みたい、

という、いろいろな想いを、家づくりをきっかけにして考え、実現していく参考になればと思います。

1級建築士
藤原 浩